-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
私だけでなく、取引先も、東京方面の防音工事現場は着工そのものが大幅に延期になったり、計画そのものが白紙状態になった案件が続出です。
とくに公共施設系の改修工事現場は中止状態です。
また、資材不足や単価の値上がりで、再見積りになったり、計画変更も出ていますね。
一方で、自宅併設の仕事場の防音工事は、DIYで大半を実行しようとする人が増えています。
もしかしたら、このケースが最も多いかも知れません。
*私も、このタイプのご契約を今年すでに2件いただきました。
地方の現場は着工は遅れていますが、年内には着工するようです。テレワークで対応しています。
防音資材の発注は、各社メーカーともに見積りが変更になったり、納品が中止になることもあり、メーカーが在庫を置かないようにしています。
要するに注文が確定してから受注生産する製品だけが動いています。
とにかく、首都圏においては、防音工事そのものが減っています。
PR -
新型ウィルス感染の影響で、防音材メーカーの一部が価格改定を予定しています。
それは中国および東南アジア方面からの樹脂材輸入がストップするからです。
値上り時期ですが、私の情報では4月から行うという報告が取引先からありました。今月は、値上がりする製品を国産材100%に切り替える準備期間になるようで、4月納品分からほぼ間違いなく値上げになる見込みです。
このため、3月納品分の生産が追いつかない状況になってきており、多量注文の場合は事前相談が必要です。
また、既製品の防音製品も仕入れ価格が値上げされ、納品時期も大幅に遅延する製品が生じているようです。事前にメーカーに確認したほうが良いでしょう。
提携先が問屋に確認したところ、定価の改定は予告されていないが、すでに仕入れ単価が値上げされているという話です。
おそらく、通販で表示されている製品は値上げ前の在庫処分品だと思います。
もしかしたら、お買い得商品が見つかるかもしれません。
-
中東方面のニュースを見る限り、石油を安定して輸入できるかどうか怪しくなっています。
防音材の多くは原材料は石油製品です。合成樹脂、アスファルト基材、塩ビなどたくさんの製品に使われています。
もしも、石油の輸入量が制限されると、防音材の生産コストなどに大きな影響が出ます。以前の石油ショックのときは防音材の単価が15%程度値上がりしました。
石油価格が高騰すれば輸送費用も値上がりします。
防音材の大半は重量便で現場に納品されますので、製品単価の値上がり分と合わせると、結構な負担になります。
最近は、不確定要因が多く、メーカーや配送会社が、いきなり仕入れ価格や送料を値上げすることがあるので、油断できません。
当分の間、中東方面のニュースから目が離せません。
*関連記事:合成樹脂と遮音材
それでなくても、消費税率アップの影響で注文が少なくなっていますので、防音材業界には重要なニュースです。